日々の生活にプラス10分の運動を:暮らしの健康教室

コマーシャルの間だけ足あげ運動、寝る前にストレッチ

過ごしやすい季節になりました。以前、体育の日は東京オリンピックが開幕されたことから、10月10日に制定されていました。現在は第2月曜日となりましたね。今月運動会が予定されている方も多いのではないでしょうか。健康日本21でも、生活習慣病の発症・重症化予防や健康寿命を延ばすなどの目標を実現させるために、運動習慣の定着と運動習慣者の増加を目指しています。

みなさんは普段なにか運動をする習慣はありますか。18~65歳未満の方は、歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分行うことが目標とされています。歩数としては1日平均で男性9000歩、女性8500歩です。また息が弾み汗をかく程度の運動量の目標値は毎週60分とされています。65歳以上の方は、毎日40分の身体活動量が目標です。
現在の運動量はどれくらいですか。すでに目標を達成できているようでしたら、ぜひこのまま継続してくださいね。目標に達せていないようでしたら、まずは今より10分、身体活動量を増やすことと、週2回30分の運動習慣を持つことから始めてみてください。

なかなか時間が取れないという方も多いかもしれませんね。まずは日々の生活を振り返り、どのタイミングなら運動が足せそうかイメージしましょう。朝起きたら屈伸や肩回しをしてみる、歯磨きをしながらスクワットをしてみるのはいかがでしょう。日中でしたら掃除や犬の散歩の時間を10分のばす、通勤の移動を歩きや自転車に変えてみる、できるだけ階段を利用する、買い物の際に多めに歩くというのもよいですね。夜、コマーシャルの間だけ足あげ運動をする、寝る前にストレッチをするというのもよい運動です。

日々の運動は高血圧や糖尿病などの生活習慣病予防だけでなく、骨や筋力が弱り日常生活が困難となるロコモティブシンドロームや寝たきり予防にもつながります。取り入れられそうなタイミングや運動を探して、ぜひ今日からプラス10分の運動を始めてみてくださいね。

◇健康のいずみ 第526号(2017年10月5日)より