虹色で迎える 夏のはじまり:暮らしの健康教室

雨上がりに空を見上げてみれば…!

 7月16日は7(なな)16(いろ)の語呂合わせと、梅雨明けの時期に重なることから「虹の日」とされています。

虹は幸せのシンボル
 虹は太陽の光が空気中の水滴にぶつかって屈折・反射することでできます。朝か夕暮れの雨上がりに太陽を背にした空にできやすいですが、まれに太陽の周りに輪っか状にできたり、逆さまにできたりすることもあります。
 日本では古来より、虹は幸せの前兆、幸福のシンボルとされてきました。雨上りは気温や湿度が少し下がった過ごしやすい時間帯です。このタイミングにめったに見られない虹に出合えると自然と嬉しくなるのは、今も昔も変わらないのかもしれません。

「色」を意識して快適に過ごす
 日本で虹色と言えば赤橙黄緑青藍紫の7色です。
 服装の色によって体感温度に違いがあります。太陽からのエネルギーを吸収しやすい色ほど熱が発生しやすくなります。夏はできるだけ涼しい服装を選び、熱中症に注意しましょう。もっとも熱を発生しにくい色は白や黄色です。次に赤や灰色、その次に青や紫と続き、一番熱を発生させやすい色は黒や濃い緑になります。同じ緑でも薄緑や黄緑であれば熱を発生しにくくお勧めです。
 また、色は気分転換にも役立ちます。赤は元気が欲しい時や気分を上げたい時、橙は気持ちを明るくしたい時や食欲がない時に取り入れてみましょう。黄色は集中力を上げたい時やプレッシャーを跳ね除けたい時、緑はリラックスや疲労回復をしたい時にお勧めです。青はよく眠りたい時や食欲を抑えたい時、藍は気持ちを落ち着かせたい時や集中力を高めたい時に良いです。紫は心の疲れを癒す効果が期待できます。服や小物など身の回りのものに取り入れてみましょう。
 雨が続くと憂鬱な気持ちになりがちですが、雨上がりには空を見上げて虹を探してみるのも良いかもしれません。虹や虹の色を取り入れて、素敵な夏のはじまりを迎えましょう。

◇「健康のいずみ」7月号(2026年7月5日/第631号)より
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