通所リハビリテーションの共同制作は 「楽しい」、にプラスアルファを

通所リハビリテーションでは毎月、季節に合わせ共同で作品つくりをしています。手法は、お花紙を小さく切ってまるめたものや、折り紙広告用紙を小さくちぎったもの、毛糸を玉結びして切ったものを台紙に貼り付けていったり、色鉛筆、水彩絵の具や毛筆で色を塗る、フェルトや布、紙粘土で形を作る等、色々な手法と材料を取り入れています。題材はスタッフが提案することが多いのですが、作りながらご利用者様が「ここはこうしたらどう?」「こっちのほうがいいと思う」など、新たに提案してくださったりして進んでいきます。細かい作業や根気のいる作業もあり「職人技」と言うほうが、ぴったりきます。でき上がった作品を展示すると、「よくできてる」「きれい」「がんばった」「ここが難しかった」など、感想を聞かせてくださいます。
 通リハの制作は「楽しい」プラス、お一人おひとりに合った、それぞれのリハビリにつながるような手法で関われるよう配慮して取り組んでいることが特徴になっています。
 これからも、通所リハビリの前を通る病棟の患者様やご家族様、スタッフも楽しめて、通所リハビリのご利用者様には、この「プラス」を大切に制作していきたいと思っています。

通所リハビリテーション 介護福祉士

   

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