”スタッフの思い”更新しました。  入院の窓口、医療相談員

 当院は最寄駅から徒歩20分か、バスを利用するすかなく交通の便が良いとは言えない場所です。しかし、ボランティアさんが手入れしてくれている庭(季節の様々な植物や野菜)や、病院前には昭和記念公園から続く広い公園もあり、自然環境に恵まれた病院です。入院を希望される方は病院の方針や院内の雰囲気、設備環境、利用されたご家族からの口コミで入院決める方が多いようです。

 現在、急性期病院では治療が終わると退院という流れであり、以前と比べると早い時期に退院先や生活場所を問われて戸惑う場面がよく見うけられます。私たち医療相談員は、最初にご家族にご家族の声を聞く職員となります。入院にあたり、生活環境だけでなく療養型病院機能や費用などを含めてご説明させていただいています。ご家族からは病状や今後の方針、希望等を確認させていただいています。方針が決定している方もいますが、療養型病院は初めてで、転院は理解しているもののその後は考えられないという方も多くいます。

 制度や社会資源の紹介だけでなく、本人とご家族が自身で決定できるようお手伝いをさせていただけたらと日々思いながら仕事をしています。退院先から次の生活の場の橋渡しをしたり、自宅に帰る方の支援やその節節でのご相談等にのり、関係機関とも相談、情報提供しながら「チームあきしま」の職員として相談しやすく頼れる医療相談員をめざして頑張りたいと思います。                                                                         

当院の3名の医療相談員。 満開のなんじゃもんじゃの木の前で