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呼吸器外科

 当院の呼吸器外科は肺癌や他から肺に転移した癌を中心に手術をおこなっています。
 縦隔腫瘍という左右の肺の間の部位にできる腫瘍も手術しています。
 また、若い人に多い自然気胸の手術をおこなっています。
 肺癌は初期の段階では症状が出にくく、助かる人が胃癌や大腸癌と比べて少ないのが現状です。当院では健康診断を積極的に行うとともに病院や診療所に通院される患者さんのなかに発生する肺癌を早期発見するように呼吸器科をはじめ、他の部門と密接に連携を取りながら努力を重ねてきました。
 当院は東京の民主医療機関連合(民医連)のセンターとして他の病院と連携して早期発見の努力をおこなっており、肺癌と診断された患者さんのうち切除できた方の割合は37%、切除できた患者さんの5年生存率は53%、積極的な治療の出来なかった方も含めた5年生存率は25%と良好な成績でした。
 肺癌全体の5年生存率はアメリカ合衆国が14%、ドイツ15%、カナダは男性14%、女性17%などで、検診をおこなっていないためと思われます。
 日本は20%という成績が報告されています。
 当院は文京区の東京健生病院と一緒に1981年より1つの呼吸器外科を持って診療をすすめてきました。現在までにチームとして950例の肺癌の切除、全体では2000例を超える手術をおこなっています。
 手術は標準手術とともに、胸腔鏡という内視鏡を用いた手術もおこなっています。
 また、肺癌が大きさ2cm以下で発生した場所がよければ肺を切除する量を少なくした区域切除などの取り方をして、癌を治しきることと手術後の身体の能力を保つ事と両立をはかっています。
 気管支形成術や進行癌に対する拡大手術も施行しています。
 自然気胸の手術はほとんどが胸腔鏡手術です。2008年から呼吸器外科担当の木村医師が東京健生病院から当院へ常勤として異動し、呼吸器内科・外科と連携して診療を進めています。

担当医師経歴

職名氏名出身大学資格
部長 木村文平 東京医科歯科大学(1975年卒) 日本外科学会専門医・指導医、日本呼吸器外科学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医、日本呼吸器学会指導医、日本胸部外科学会指導医 、日本気胸のう胞性肺疾患学会評議員
  中島拓也 金沢大学(2008年卒) 日本外科学会外科専門医
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